国内初のeスポーツ特化型ホテル「e-ZONe ~電脳空間~」が日本橋にオープン

国内初のeスポーツ特化型ホテル「e-ZONe ~電脳空間~」が日本橋にオープン

関西を中心に住宅分譲やホテル運営などを手掛ける不動産デベロッパー・サンユー都市開発(本部・大阪市中央区)は、近年急拡大を続けるeスポーツユーザを主なターゲットにしたホテル「e-ZONe ~電脳空間~」を7月3日にプレオープンした。当初は4月のオープンを予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大や緊急事態宣言発令などの影響から延期していた。


▲施設外観と入口。インパクトのある外観は道行く人の目も引く

「泊まれるeスポーツ施設」をコンセプトにした当施設の規模は地下1階・地上8階建の全9フロア、延床面積約769㎡。1~3階は、最大72席のハイスペックPCブースが並ぶゲーミングフロアとなっており、実況配信用の設備も完備している。


▲ゲーミングフロア。中央は吹き抜けとなっており、観戦用のモニタも多数設置されている

4~8階は宿泊フロアとし、4~6階はカプセル型のキャビンが並ぶフロア(男性専用)、7階はハイスペックPCを備え付けた個室フロア(各室定員2~4名)、8階は女性専用のプレミアムキャビンとなっている。カプセルと個室を合わせた総ベッド数は95ベッド。また、地下1階にはシャワールームや自販機コーナー、コインランドリーなどの共用スペースを集約した。


▲各階ごとにイメージカラーやデザインを変化させたキャビンフロア(4~6階、男性専用)


▲ハイスペックPCを備え付けた個室が並ぶ7階フロア

新型コロナの影響で日本橋エリアのみならず、全国的に宿泊需要の落ち込みが続く中で逆風からのスタートとなったが「短期的な収益よりも、まずはこの場所をeスポーツユーザのコミュニティの場として育てたい」(平田一馬支配人)としており、eスポーツが楽しめて宿泊できる場の提供にとどまらず、人気ゲームタイトルの大会やオフ会・交流会なども今後積極的に開催するという。またeスポーツだけでなく、ハイスペックPCが揃う設備を生かしてITベンチャーの研修やイベント会場での利用といった潜在需要も開拓したいとしている。

なお、オープン後初の週末となる7月4・5日には一般向けにゲーミングフロアの無料見学会も開催する。両日とも1日3回(10時30分・13時・14時30分)の実施で当日の飛び込み参加も可能だが、定員が各回10名と限られているためWEBからの事前予約を推奨している。

住所:浪速区日本橋4-9-7

■関連リンク
esports hotel e-ZONe ~電脳空間~
サンユー都市開発(本件に関するプレスリリースはこちら

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