ソフマップ4号店跡は、やはり「貧困ビジネス」の拠点だったのか?

ソフマップ4号店跡は、やはり「貧困ビジネス」の拠点だったのか?

当サイトでもその疑問点を取り上げた、ソフマップ4号店跡(日本橋5丁目・堺筋東側)に入居した「第2種社会福祉施設」の問題。
ようやく行政も重い腰を上げたのか今月25日に立入調査を行い、やはり「不適切な施設」であるとの結論を下し、現在の居住者34名に対し転居を指導。そしてさらに、事業者の社会福祉法人に対しても当該施設においては新たな生活保護受給者の受け入れを認めないことを通告したことが明らかになった。
また、この内容は翌日の毎日放送テレビ「VOICE」をはじめ、多くのメディアで大々的に取り上げられることとなった。
現在(3月28日夕刻)は、立入調査から間もないこともありまだ全ての居住者の転居は完了していないものと思われるが、問題発見のきっかけとなった「私たちは大阪市と共に生活困窮者を応援しています!」の張り紙を始めとする全ての掲示物が撤去された状態となっている。

■関連リンク
大阪市 – 「無料低額宿泊事業」の届出があった施設への立ち入り調査を行いました(2010年3月26日報道発表資料)
毎日新聞 – 大阪市:「貧困ビジネス」施設宿泊者、生活保護支給せず 被害防止へ
朝日新聞 – 生活保護受給者施設に大阪市「新たな受け入れ実認めぬ」
時事通信(47NEWS)- 大阪市「生活保護認めない」貧困ビジネス対策
産経新聞 – 大阪市、貧困ビジネスにメス 施設業者に打ち切り通告
大阪日日新聞 – 貧困ビジネスとしての生活保護業者
■関連記事
2010.02.16 – ソフマップ4号店跡に入居した「第2種社会福祉施設」って?

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