大阪でも急速に増加する外国人観光客を主なターゲットとした、市内中心部の繁華街や観光スポットを巡るループバス(循環バス)の運行が、本日3月1日より始まった。
バスは「大阪ワンダーループ」の名称で一般社団法人「One Osaka ループバス推進機構」(大阪市)が運営、南海バス・緑風観光の2社に運行業務を委託。梅田・難波・あべのなど13カ所のバス停を140分で1周(全長約22km)し、日本橋エリアでは日本橋3丁目・堺筋沿いの「ローソンストア100」前に停留所を設置。運行中の車窓も楽しめるオープントップバス(屋根を取り外した観光バス)により、9時から21時までの間に70分間隔で1日10便を運行する。乗車料金は1日乗り放題で3,000円(小児半額)となっており、初回の乗車から24時間有効となる。
バス車内とバス停周辺には無料のWi-Fiを設置、スマートフォンやタブレット向けにバスの運行状況や周辺の観光情報を配信。各店舗で購入した商品をバス車内からホテルや空港、自宅に直送できるサービスもオプションで提供する。
また、乗車券はA5判164ページのガイドブックとなっており、日本語・英語・簡体字中国語の3種類を用意。各バス停周辺の観光施設や飲食店の紹介・割引クーポンなどを収録し、「潜在能力を秘めた大阪の観光資源を掘り起こし、ガイドブックで紹介して観光地化していきます」(公式サイトより)という。
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