中華料理の全国チェーン店として高い知名度を持ち、日本橋エリアでも「日本橋でんでんタウン店」(日本橋5丁目)と「堺筋でんでんタウン店」(日本橋4丁目・堺筋アーケード東側)の2店舗を展開している「餃子の王将」。かつての電気街華やかりし頃を彷彿とさせる「ウインドウズミレニアムセット」など店舗独自のメニューも充実し、来街者にも長年親しまれている存在だったが、最近になって上記2店舗がいずれも無期限の休業状態となっていることが明らかになった。
この2店舗はいずれも「餃子の王将」本社(株式会社王将フードサービス、京都市山科区)の直営ではなく、フランチャイズ(FC)契約を結んだ「株式会社DDTダイニング」という会社が運営しているが、先日同社社長が出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕されたことが明らかになっており、休業はその影響とみられる。
現在、両店舗ともに「都合によりしばらく休みます 店主」と記された貼り紙がされた状態で、営業再開の具体的な日程は明らかにされていない。また、「餃子の王将」の公式サイトでもこの問題について本社が公式に「今後は、より一層コンプライアンスの徹底を図り、再発防止に努めてまいります。なお、当該加盟店への対応については、詳細を調査・確認したうえで対処いたします」とコメントを発表しており、今後の動向にも引き続き注目か。
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