2020年から更地の状態が続いていた、日本橋4丁目の元「日本橋湯」(銭湯)跡で新たにホテルの建設計画が明らかになった。
現地に掲示された建築計画概要によると、事業主は大手不動産デベロッパー・森トラスト傘下の「エスリード」(本社・大阪市福島区)で、建物の規模は地上15階建(高さ44m)、敷地面積529㎡、延床面積3,270㎡。6月に着工しており、竣工は来年12月末を予定している。
なお、エスリードは大阪市内で「エスリードホテル」を数カ所展開しており、当地にもこの形で進出するものと思われる。
日本橋湯は2015年6月に銭湯としての営業を終了、2020年初めに建物が解体され更地となった後、大手不動産デベロッパーの東京建物がホテルの建設計画を発表していたが、折からのコロナ禍で計画は頓挫。その後は特に動きが見られなかったが、インバウンド需要の復活による宿泊需要の高まりを追い風に、事業主を代えて計画が再始動する形となった。
住所:浪速区日本橋4-1-9
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