日本橋「上海新天地」跡にはハイアットの新ブランドホテルが進出へ 2024年開業予定

日本橋「上海新天地」跡にはハイアットの新ブランドホテルが進出へ 2024年開業予定

日本橋2丁目・堺筋沿いの元「上海新天地」跡地に、米国の大手ホテルチェーン「Hyatt(ハイアット)」による新たなホテルブランド「キャプション by Hyatt」が進出することが判明した。地上11階建・客室167室の規模で、2024年前半の開業を予定している。


▲「キャプション by Hyatt」のトークショップイメージ(ハイアットのプレスリリースより)


▲進出予定地。現在は駐車場となっている

ホテル名は「キャプション by Hyatt なんば 大阪」とし、フジサンケイグループの不動産デベロッパー・サンケイビル(本社・東京都千代田区)が開発主体となり、ハイアットとフランチャイズ契約を結んで運営する。
日本初進出となる「キャプション by Hyatt」はハイアットが2019年に発表した新ブランドで、主に都市部での展開を想定。いわゆるロビーの代わりに「トークショップ(Talk Shop)」と呼ばれる飲食を提供するソーシャルスペースを設けるなど、「その場所にあるホテルからその場所そのものであるホテル」として地元でコミュニティーの創出を目指し、地域社会の生活と文化を受け入れ、有意義なつながりのためのスペースと可能性を提供する。旅行者と地元の人の双方に焦点を当てたコンセプトで、旅行や日常生活の中に本物のつながりと自己表現を求める意識の高い消費者層のニーズに応えるという。
またハイアットは、大阪に次いで25年には東京にも「キャプション by Hyatt 兜町 東京」(東京都中央区)を開業させることも明らかにしている。

住所:中央区日本橋2-7-5

■関連リンク
キャプション by Hyatt(本件に関するプレスリリースはこちら
サンケイビル

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