阪堺恵美須町駅、規模縮小後の新駅舎は2月1日供用開始

阪堺恵美須町駅、規模縮小後の新駅舎は2月1日供用開始

大阪府下唯一の路面電車を運営する阪堺電気軌道(阪堺電車、本社・大阪市住吉区)は、昨年後半から恵美須町駅の移設工事を行っていたが、2月1日より新駅舎の供用を開始する。1月8日、同社が発表した。


▲現在の阪堺電車恵美須町駅。恵美須交差点(堺筋と国道25号の交点)の南西角に位置する


▲駅舎移転の概要(阪堺電気軌道のプレスリリースより)

新駅舎は現在の駅舎から約100メートル南側に移設され、これまでの3面2線から1面1線の簡素な構造となる。同社によると、一昨年の台風21号により被災した駅施設の復旧に合わせ、バリアフリー化による利便性向上を目的とするものという。なお、同時に恵美須町駅から各駅の営業キロ程が変更となるため、一部区間で定期旅客運賃の変更も合わせて行う。

阪堺電車は大阪市内で、あびこ道(住吉区)から天王寺へ向かう上町線と、恵美須町へ向かう阪堺線の2路線があるが、上町線は天王寺・あべのエリアの再開発が沿線の集客力アップにも寄与するなどで堅調な反面、阪堺線は近年の利用低迷から2014年には昼間時の運転をそれまでの12分間隔・1時間当たり5本から一部間引きする形で1時間当たり3本に減便。さらに昨年7月の改正では1時間当たり2.5本(24分間隔)とし、最終電車も22時台に繰り上げるなどその存在感は薄くなっている。また、恵美須町駅の利用者数も現在は1日あたり数百人程度にまで減少しているという。

住所:浪速区恵美須西2-1

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阪堺電気軌道(本件に関するプレスリリースはこちら

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