上新電機、日本橋の店舗網を大幅再編 11月からの営業は2店舗に

上新電機、日本橋の店舗網を大幅再編 11月からの営業は2店舗に

家電量販店大手の上新電機(本社・大阪市浪速区日本橋西)は、創業の地・日本橋で営業する店舗の全面再編計画を今月28日に発表した。


▲現在の店舗網と、再編後の営業計画

今回の店舗再編は、旧耐震基準により建設された既存店舗の改善措置が必要になったことによるものだが、再編にあわせて「時の経過とともに変化してきた日本橋の市場特性に合わせ、新たにジョーシンの店舗ブランディングを構築」するとしている。

まず、10月初旬から11月にかけてCD・DVD・ゲーム専門店「ディスクピア日本橋店」、家電専門店「日本橋1ばん館」、PC専門店「J&Pテクノランド」を閉店。旧ディスクピア跡は解体し、上記既存3店舗の事業を集約した新店舗「(仮称)新日本橋1ばん館」の建設に着手するが、新店舗オープンまでの間は、旧テクノランド跡を「日本橋店」として新店舗とほぼ同様の内容で営業する。
「(仮称)新日本橋1ばん館」および「日本橋店」は、京都・神戸での上新電機の旗艦店「三宮1ばん館」「京都1ばん館」と並ぶ都市型店舗と位置づけ、総合家電の豊富なラインナップに加え、高級オーディオ、音楽・映像ソフト、ハイスペック自作パソコンなど、顧客から長年支持されている商品を取り揃え、EC事業との連携・リユースビジネス活性化の拠点機能をも併せ持つ店舗として生まれ変わるという。
また、日本橋で2店舗を展開する玩具専門店「スーパーキッズランド」についても「キャラクター館」を11月下旬に閉店、本店へ集約する。その他、日本橋1ばん館跡には新たに事務所と立体駐車場を建設する。


▲今後の店舗再編スケジュール

今回の店舗再編により、上新電機の日本橋での店舗は2店舗となる。同社は今年4月にも、インバウンド需要の激減により免税店「スーパーでんでんランド」を閉店しており、日本橋での店舗展開はコロナ禍以前の6店舗から3分の1にまで激減する結果となる。

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上新電機(「日本橋店舗再編のお知らせ」はこちら

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▲ディスクピア日本橋店。建物は今後解体され、「(仮称)新日本橋1ばん館」として生まれ変わる


▲日本橋1ばん館。堺筋から一筋東に入った立地条件もあり、建替後は店舗ではなく事務所と立体駐車場になる予定


▲J&Pテクノランド。「J&P」は、上新電機が大都市を中心に展開していたPC専門店で、最盛期は北海道から九州まで店舗網を広げていたが、2000年代以降に店舗の統廃合や業態転換が進む中で近年は当店のみにその名称が残されていた。今回の店舗再編で完全消滅する


▲スーパーキッズランドキャラクター館。前身のガンプラ専門店「ガンダムズ」時代から壁面に描かれた大きなガンダムが街のランドマークともなっていたが、閉店で見納めになりそうだ


▲スーパーキッズランド本店。隣接する白く塗りつぶされた建物は、今年4月まで上新電機のインバウンド向け免税店「スーパーでんでんランド」だった