ヤマダ電機傘下の新生「ツクモ」、なんば店をリニューアルオープン

ヤマダ電機傘下で再建中のパソコン専門店「ツクモ（TSUKUMO）」は、20日よりなんば店（日本橋3丁目・なんさん通り南側）をリニューアルオープンした。
店舗の外観こそ大きな変化はないが、ヤマダ電機の関連会社・KOUJIROが製造するPC「FRONTIER」の販売コーナーが新たに設けられ、またポイントカードもヤマダ電機との相互利用が可能になるなど、同グループの一員であることが緩やかな形でアピールされる形となっている。
なお、昨秋の経営破綻まで設けられていたロボット専門売場「ROBOT王国」については、リニューアル後完全に撤去されている。今後、ロボット関連商品の販売を再開するかは現在のところ明らかになっていない。

「ツクモ」を運営する九十九電機（東京都千代田区）は昨年10月に民事再生法の適用を申請。今年1月にはヤマダ電機（群馬県高崎市）との間で事業譲渡契約に合意し、3月、同社の全額出資子会社「Project White」に、パソコンと周辺関連機器の企画開発・販売事業を譲渡した。今後は、ヤマダ電機グループのパソコン専門店として事業運営を続けることになる。

■関連リンク
ツクモ　トップページ
ツクモなんば店マル得速報
■関連記事
2009.01.06 – 民事再生中の九十九電機、ヤマダ電機に事業譲渡へ
2008.12.04 – ツクモ、なんば店の営業を明日より再開
2008.11.27 – 民事再生手続き中のツクモ、店舗営業再開は12月上旬に延期
2008.11.21 – 民事再生手続き中のツクモ、なんば店を含む全店を一時閉店
2008.10.30 – PCパーツショップ「ツクモ」の九十九電機、民事再生法を申請